May 2019 Update以降、Windows10同士でリモートデスクトップ接続していたのが不調となり後に解決したのでメモ。
しばらくクライアントPCのWi-Fi不調かと思っていたんだけど、そうではなかったようだ。
症状としてはマウスポインターが引っかかる、各種スクロールがカクカクする、RDPが応答しなくなるなど。
アップデートによりRDPのUDP接続がデフォルトで有効となったのか知らんけど、とにかくUDPを切ったら以前のように快適となった。
サーバーまたはクライアントの設定はどちらか一方で大丈夫
RDPサーバーとなるPCの設定
- グループポリシーエディターを起動
(ファイル名を指定して実行 gpedit.msc) - RDPトランスポートプロトコルの選択を開く
ローカルコンピューターポリシー>コンピューターの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>リモートデスクトップサービス>リモートデスクトップセッションホスト>接続>RDPトランスポートプロトコルの選択 - 有効にチェックを入れ「TCPのみを使用」を選択して適用
RDPクライアントとなるPCの設定
- グループポリシーエディターを起動
(ファイル名を指定して実行 gpedit.msc) - RDPトランスポートプロトコルの選択を開く
ローカルコンピューターポリシー>コンピューターの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>リモートデスクトップサービス>リモートデスクトップ接続のクライアント>接続>クライアントのUDPを無効にする - 有効にチェックを入れ適用
Wi-FiとUDPの相性があるのか知らないけど、UDP接続を止めた途端に安定した。
UDP接続の方がレスポンスが良いという事のようだけど、家の中で使っているぶんにはレスポンスの違いは感じない。
2020年6月6日追記
Windows 10 May 2020 Update (Ver.2004)では不具合が解消された気がします
「RDPクライアントが頻繁に固まる件」への2件のフィードバック