最近なにやら金相場が高騰していて4円パチンコで貯玉10万発ほどある僕にもワンチャンあるかも知れんと特殊賞品を買取屋さんへ持ち込んでみる。どうでも良い事だが特殊景品は正しくは特殊賞品というらしい。

パチンコ関連の法律を詳しく知っているわけじゃないけど、風営法によればパチンコ店の賞品は玉またはメダルと等価でないとダメという事になっているらしく、警察庁は当該法律の解釈について一般市場価格と等価ということであって割引価格はNGとしている。
つまり、パチンコ屋で交換した特殊賞品を「たまたまパチンコ屋に隣接していて無愛想ではあるが一切の言葉を交わさずともあうんの呼吸でもってスマートに買い取りをしてくれる謎の買い取り専門店」以外の店に持ち込んだとしても、市場価格として相応の買取価格が示されて然るべきだ。
いざ開封
東京都のパチンコ店で扱われる特殊賞品は金だと知ってはいるが、我が北海道では一体どうなのよ。金色もしくは銀色をしたアクセサリ?に宝石らしきものが埋め込まれたものの市場価値はなんぼほどだろうか?
いかにもパチンコ景品的なケースに封入されていてこのままだとバレバレで気まずいので開封してしまう。ニッパーで開封しジュエリー風の何か(ペンダントトップ?)の重量を確かめよう。
我ながらバカなことをしているななどと考えつつ触れた瞬間に感じてしまった偽物感!開ける前から知ってた気すらするが。
というか磁化している愛用のニッパーに微妙にくっついてきたことと、触れた瞬間のひんやり感(熱伝導率)からするとニッケルが多く含まれると思われる。


特殊賞品の中身は何れも約1.4gなので密度的に考えても金やプラチナなどの貴金属ではない事が確定した。
鑑定結果
さっそく買い取り店へ持ち込み、しれっと「査定をお願いします。近くの買い取り店では2つ合わせて即決6,000円の提示だったんですが、もうちょっと何とかなりませんか?」なんて言ってみた。決して嘘は言っていない。
気さくな店主が目の前で試金石を使い詳細を説明しながら鑑定してくれている。なんかスマン
そんで買取提示額は納得のゼロ円
事情を明かすと「あーなるほどねー笑」と笑いながら昔の金高騰話を聞かせてくれてとても楽しかったです。
ついでに持ち込んだ物を思いのほか高額で買い取ってくれて犠牲にした特殊景品分は浮いたかな。
コメント
これはダイナムのかな?宮城県内ではこれですね。中のペンダントみたいなのは値がつかない偽物なんですね。機械で判別するための施しをしているだけなんでしょうね。
こちらはダイナムのものではありませんが、北海道~東北でよく使われているみたいです。
パチンコ屋さん最寄りの古物商ではカードに同梱されるICチップを機械で〝査定〟する仕組みのようですね。
自分も北海道です!
これ、本物の金とか銀なんだべか?本物だったら、景品交換するより金として持っていたほうが投資になるんでないかい!?と気になっていたので助かりました!
マルハンは違う形式の景品だけど、あの中身も本物の金ではないんでしょうなぁ〜
北海道では貴金属類を特殊景品とする店はないのでしょうね
もしかすると東京都だけなのかもしれませんね