とんでもなく速かった12世代 core i7-12700 PBPってなによ

5.0

最近のintel CPUではTDPに代わってPBP(Processer Base Power)とMTB(Maximum Turbo Power)いうもんが使われている。PBPってのは要するにTDPと似たようなもんでTDP=PL1=PBP、PL2=MTBは一時的に許容する最大電力という理解でだいたい合ってると思う。

久々の組み替えで勝手がよく分からない

SandyおじさんとかHaswellおじさん達はこの辺の違いに一瞬戸惑うのではなかろうか。

core i7-12700ではPBP=65W MTP=180Wのはずなんだけど、マザーボードPRIME B660-PLUS D4のデフォルト値がおかしい。というか、おかしいのかどうかもよくわからない。

サブ機用に買ったASRock B660M Pro RSではデフォルトでPBP=65W(MTPは忘れたけど180W以上だった気が)になっていた。

とりあえずAuto値であるPBP165W/MTP241Wで恐る恐るぶん回してみるが実際の消費電力が165Wを超える事はなかった。つまり実質的にはUnlimitedだ。今のところKナシの意義がわからん。

メーカーによってデフォルト値の考え方が違うのか、自作erらしく自分で熱設計してねって事なのか知らんけど、PBPやMTBがロックされず自由に設定できると言うことは、non-KのCPUでも実質的にオーバークロック出来るって事なのかね。

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Cinebench R23

とりあえずサーマルスロットリングを信じて、Auto設定(実質電力制限なし)でCinebench R23を実行してみると余裕で21000ptsを超えてしまい、11th core i9-11900と遜色ない、むしろ上回る結果となった。こりゃすごいぞ。それでいて空冷のCPUクーラー虎徹で80度程度に収まるのは本当に優秀だと思う。

ちなみにPBP65Wだとマルチスレッドのスコアは16900pts程度まで落ち込むが、CPU温度は50度以下という安心安全仕様。

PBPMTPCPU消費電力CPU温度Cinebench R23
65W18065W50度以下16900
実質無制限実質無制限140W80度前後21600

PBP=65Wでは無制限時に比べ消費電力54%減でも性能の落ち込みは22%に留まるという省エネ感は特筆すべきで、non-Kの本懐はここにありって感じがする。

仕様通りのPBP65W/MTP180Wでも実感できる高性能だし、実質無制限の謎デフォルト値でも実用に耐えると思うけど、余裕を持って冷やしきれるPBP値を模索したい。

予算をケチって11thで組むプランもあったんだけど回避して良かった本当に。

K付きの場合にはPBPにMTPと同じ数値を設定するのがセオリーらしいが、Kなしだとどうなんだろうね。

試行錯誤の結果

CPUクーラー虎徹の冷却能力は110W位までなら安定して放熱出来る感じ。当然ながら室温も関係してくるので季節によって見直す必要があるかも。

にしてもあれだ。定格ってなんだっけ??

なんにせよ、こいつはしばらく遊べそうだ

E-coreの性能

簡易的にE-coreのみを使用する設定にしてCinebench R23で測定するとマルチのスコアは3200でcore i5-4590(Haswell)のマルチと同じ位、CPUの電力はCore Temp読みで25W以下だった。測定環境を整えずにさくっと一周回しただけなのであくまでも目安だけれども。

手軽にE-coreだけを動かす方法はこちらを参考に、異種ポリシーを2、各スレッドポリシーを効率のよいプロセッサに設定するといけるはず。
試してないけどWindows11でもできるんじゃないかな。

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