大型免許危機一髪

大型の免許の更新時適性検査で深視力検査が通らず、急遽眼鏡を作ることになったのだが、それだけでも若干の焦りが出るのに、大型を更新できないと新普通免許(3.5トンまで)になるんだと聞かされて大焦り。

大型を失っても以前の普通免許(8トン限定中型免許)に戻るものだと思っていたよ。

大型免許を取る前に知りたかった。

そんなん知ってたら大型免許なんか取らんかったわ。

いつからそうなのよ?

  • 2007年の改正後に大型免許を取得し2017年の改正後に大型免許を失効すると現行の普通免許(3.5tまで)となる。
  • 2007年の改正前に大型免許を取得した人は大型免許を失効しても中型免許(8t限定)となる。

たぶんこう。

大型免許の取得後にも「中型車は中型車 (8 t) に限る」との記載が残っている人は深視力検査に落ちて大型免許を失効しても8トン限定中型免許が残る。

とりあえず、眼鏡使用で深視力はパスしたんだけれども、条件には眼鏡等(大型車中型車準中型車旅客車けん引車に限る)との記載が追加された。

大型免許を失効して初めて中型の表記が普通へと書き換えられるのだが、免許の効力としては既に中型免許(8t限定)+大型免許ではなく普通免許(3.5t未満)+大型免許となっており、現状3.5t以上に乗れるのは大型免許の範囲なのでメガネが必要というように解釈できる。

中型免許はすでに持っていない

理屈というか法律上では、大型免許を取得する事で中型免許の8t限定が解除され、中型と大型を所持という事になっているので、深視力に引っかかる等による失効で中型が普通に格下げになるのは納得出来るのだが、自主的に大型免許だけを返納する一部取消の申請をした場合でも現行の普通免許に格下げになるというワケワカラン仕組みが理解不能。

要するに中型免許は無いも同然であるのに免許証には中型の記載が残っているというのがモヤモヤポイントだ。

中型・準中型免許の新設に伴いややこしくなってしまったわけだが、新設の理由は4トントラックの事故抑制など安全優先の政策だったはず。
にもかかわらずある程度お歳を召した世代では大型免許を失効しても既得権として8t限定が残り続けるというのは腑に落ちない。

何でこんな事が引っかかったのかというと、まず車庫入れ苦手の妻が4トントラックに乗れて俺が乗れなくなるかもしれないのはおかしいという、何となく癪に障る理由もあるけど、「資格」欄に免許を記入するような場合に実質的に普通免許(3.5t未満)+大型免許であるのに中型免許と書くとウソになるんじゃないかと思った事だ。

上位免許を取得するという事は、現状の免許に加えて乗れる車の範囲が広がるものだと思っていたのだけれど、そうではなかった。

おしまい

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