去年の今頃、札幌市で「敬老パス」上限額引き下げについての説明会があったんだけど、そのニュースがYouTubeのオススメに流れて来たんで改めて見たわけだが、20代の若者が「現役世代の声も聞いて欲しい」「少子高齢化が進んだ今も何故続けようとするのか」と声を上げたのに対して爺さん婆さんはヤジを飛ばして反発するんだよね。なんかすげえムカついたわ。
絶望的なまでの世代間ギャップ。
「君も年を取るぞ」って、そりゃそうだけども、その頃にはこんな制度は不可能だってのを理解出来ないもんかね。
ヤジを飛ばした爺さん婆さんが現役の頃、1970年代には少子化アラートがあったはずなのに高齢となるまで無策を貫いてきた責任は何処へ?無条件で敬われると勘違いさせて増長させてきた社会も本当によくねえと思う。
未来を担保に得た既得権を「敬老~」などと呼ぶのは止めにしよう。もう実態に即して「高齢者パス」「福祉パス」で良いんじゃないか。
ヤジを飛ばしたような高齢者ばかりではないであろうが、彼らが多数派というのが恐ろしい。
民主主義の重大かつ致命的な欠陥として時間的非対称性ってのがあるけども、利己的な投票行為が積み重なると、こんなにも取り返しの付かない事態となるんだね。

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