曖昧な記憶をたどりながら10年にわたる試行錯誤の末、ついに完全なるレシピが完成した
故にここに書き記す事とする
必要な物
- 黒豆(乾燥)適量 300g程度が作りやすい 北海道産光黒を使った
- 砂糖 何でも良いけど三温糖がおすすめ けっこう量を使う
- 醤油
- 食塩
- 水
- 圧力鍋 今回は140kPaのものを使用
- 落とし蓋
- 目分量の鉄サプリ(黒く仕上げたい時のオプション)
調味液
糖度は26%塩分0.45%でさっぱりとたくさん食べられる甘さになった気がする(フジッコを甘々とした場合)
例:水1Lに対して砂糖350g、醤油20ml(食塩相当量2.4g/15mlの場合)、食塩1.3g、醤油と食塩のバランスはお好みで食塩相当量4.5gになるよう調整する。
甘さはお好みで加減して良いが、塩味は味に対する影響が大きいので目分量は止めた方が良い
醤油は減塩醤油や昆布醤油など銘柄によって食塩の含有量が異なる点に留意
分量の水、砂糖、醤油、食塩を鍋に入れて一煮立ちさせる
黒豆300gに対して800ml位の調味液があれば足りると思う
500gに2lでは多すぎた
黒豆の準備
ざるにあけて優しくゴミを取り除くイメージで手早く洗う
この時に傷があったりするものを取り除くと仕上がりが良くなるけど気にならないならおk
含浸
洗った黒豆を圧力鍋に入れ落とし蓋をする
熱々の調味液を落とし蓋から2cm程度上まで注ぎ入れ、5時間~一晩かけて調味液を吸わせる
※まだ加熱しない、調味液の残りはとっておく
加圧
黒豆が調味液を吸っているので落とし蓋から2cm程度上にくるまで調味液を足す
10分~20分加圧する(140kPaの場合)、加圧後は自然冷却
加圧時間はお好みで、10分さっぱり、20分ねっとりという感じ 俺はねっとり派
各方面のレシピでは高圧1分などとあるが、食えるけど美味しくはなかった
加圧・自然冷却後、味見をしてみて薄く感じるなら弱火で煮詰めてみるのも良し
ポイント
- 巷のレシピでは砂糖と水の分量が様々で仕上がりにばらつきがあったので、調味液の糖度で管理することにして一定に仕上がるようにした
- 黒豆を水で戻すのではなく熱い調味液で戻す事で豆の芯まで美味しくする事が出来た
- 加圧前に調味液の量を調整する事で無駄な煮汁を削減し豆の味が濃くなった
- 巷のレシピでは圧力鍋の圧力について低圧・高圧と具体的ではなかったので140kPaとすることで加圧時間をわかりやすくした
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