春のバッテリー補充電

数日前に春のバッテリー点検を行った際、比重1.253残容量85%だったので補充電をすることにした。
前回の点検時には充電制御車だからこんなもんだろうと思っていたけど、考えてみれば気温の関係で数ヶ月間は充電制御にならず定電圧充電モードだったはずで、本来ならもっと充電されていなければならない。これはイカン。

2年半使用のカオスD23C7容量は58Ah、充電開始前のCCAは539,電圧は12.64V,比重も計れば良かったけど忘れてた。
58Ahの15%の約9Ah、1.2倍の11Ahを充電しようと思う。

充電方法はCVCC電源を用いた16V定電圧充電のつもりだったんだけど、16Vでは2Aちょいしか流れなかったので日が暮れてしまう。バッテリー取扱説明書に従って6Aでの定電流充電に変更する。

内部抵抗高め

充電開始

充電開始すぐに17.1Vにまで上昇。(電圧制限は念のため18V)
こりゃ思いのほかくたびれている様子だ。

30分経過

充電開始30分で17Vまで低下。活物質の不活性化されていた部分が活性化されてきているのだろう。

60分経過

充電開始60分後16.9V

このようなバッテリーは自動車用バッテリーの最適な補充電方法の考察で長々と書いたように市販の充電器では充電されにくい。

元気なバッテリーを定電流充電にかけると、時間の経過とともに電圧が上昇するはずなんだけど、お疲れ気味のバッテリーでは下がっていく。

元気なバッテリーでは電気を吸い込むイメージ、疲れたバッテリーには電気を押し込むイメージがある。

15分毎に比重または電圧を測定し3回連続で変化なしとなった時点で満充電と判定する。JIS D5301 9.2 a

90分後 比重1.27

90分後の電圧は16.9V
小数点第二位で変化があるのかもしれないが、ちゃんとしたテスターを持ってくるのが面倒なのでその辺にあった比重計で測定すると1.27だった。スマホでレンズを接写するのってむずいね。
90分の充電で85%(推定)から94%まで充電されたことになるが、元がもう少し放電していたのか充電効率が悪いのかわからんけど、ざっくりとは計算通りだ。

その後、45分ほど充電を続け積算電流13.5Ahで比重1.28を確認し完了。

DRC-600の不甲斐なさ

まだ保証が残っていて、毎日ふつうに乗って特に厳しい使い方をしているわけではないバッテリーでも、満充電するのに17Vで約2時間を要した。

ナビに来ている電圧で14Vなので、B端子での電圧は14.2V位かな。
使用過程のバッテリーでは14Vで精々80数%程度までしか充電されないという事だ。

物置に転がってる充電器はお払い箱・・・とまでは言わないけど、使い道がないんだよ

こいつの仕様上の充電電圧は14.7Vなんだけど、16Vでもチョロッとしか流れないようなバッテリーに繋いだところですぐにけたたましいアラームが鳴り響き充電完了のお知らせをしてくる。

なにがDr.CHARGERだよ・・・もう少し頑張れや

コメント

  1. […] 前回の春のバッテリー補充電の時にはCCA539だったので98%ほどのCCAを維持している。カオスは優秀だ。めんどうなので比重点検はパス。 […]

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