相次ぐ雪道での立ち往生 原因はトラクションコントロール?

積雪の予報が出ているのにもかかわらずサマータイヤでノコノコと出て行き立ち往生するアホについて国土交通省が注意喚起を行うほど多くいらっしゃるのだろう事には驚いたが、乗用車が雪道で立ち往生するもう一つの原因として横滑り防止装置の義務化ってのが大いにあると思う本当に。

横滑り防止装置を構成する機能の一つにトラクションコントロールシステム(TCS,TRC,TCL,ASRなどと呼ばれる)という深雪や砂地での走破性に甚大な悪影響を与える機能があるんだけど、それに非豪雪地帯で主流の二輪駆動という条件が加わると信じられんほど簡単に立ち往生し、しかも、トラクションコントロールのせいでスノーヘルパーがなかなか噛まずに立ち往生した場所を掘り込んでしまい状況を悪化させてしまう。

横滑り防止装置義務化の際に脱出用にトラクションコントロールシステムのキャンセルスイッチを設けるようにするべきだったと思うのだが。スポーツ車やRV車などには装備されている事が多いけど残念ながら大衆車にはほとんど付いてない。

国土交通省は義務化の当事者なのだし立ち往生事案の管轄でもあるのだから、立ち往生が懸念される道路状況におけるトラクションコントロールシステム装着車の取り扱いについて、広報活動や注意喚起を是非してほしいね。

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